前回までは写真のフチをどう見せるかのお話でした。
こんどは作品としてどうやってプリントするかに焦点をあてましょう。
やっぱりRAW現像にふれないとだめかなぁ~~?
書きながら考えて見ます。最初デジタルやりだした時「現像ってどういうことだい?」って疑問に感じました。
これはフィルムのテクノロジーとデジタルをごちゃ混ぜにした文化でとってもわかりにくしてます。
ご存知とは思いますがデジタルの現像っていうのは、カメラでとったデータ(Raw データ)をメーカー特有の画像処理エンジンをとおして業界標準の画像データにするってことなんですが・・・・フィルムの文化がそのままひきづってるからこういう表現なんでしょうね。海外も同じかな?
Anyway、 とった画像はRaw Fileか現像すればJPEG,TIFFになるわけです。この2種類に分けられます。
一方プリントするには、大きくわけて2つの方法があってひとつはWindow XPとかVistaなどのOSからプリント、もうひとつはアプリケーション(Phot ショップなど)からプリントします。
作品として紙に正確に写真をレイアウトするには絶対アプリケーションが必要です。ですから我々はアプリを使います。良く講評会でフチがチグハグな写真みるときがあると思いますが、あれなんかはJPEGをWINDOWSからプリントしてるんではないかと思います。
それでは、どんなアプリが必要かというと2D 画像処理には2つのタイプがあってRaw 現像ソフト(フォト ラボラトリー3、シルキーピックス、キャプチャーxなどなど)、それからレタッチソフト( フォトショップ エレメンツ CS2 CS3)などです。
カメラでJPEGを作る場合は後者のレタッチ ソフトやフォトブラウザーを使えばOKです。これらのソフトでプリントするときは必ずフチをでれくらいとるか意識してくださいね。なんにもしないとつまんないレイアウトになりますよ。プリントって押した時フチをどれくらいにするかという設定が必ずありますから。
ちなみにフォトショ(PS)には紙の大きさからフチの大きさまでなんでもできます。また唯一カラーマネージメントの機能がサポートされています。ペンタのフォトブラウザーはあまり細かく設定できませんが使えるかな・・?ここでプリントするときはカラーマネージメントはなしですよ。プリンターのドライバーで調整します。
PSを使ってなければそんなに神経質にならなくてもいいかもしれませんがかならっずプリンターの機能で印刷する ですよ。
さてここまで写真の出来上がりのサイズ(フチ含む)まで設定しました。あとは肝心の色合いそのほかを調整してDISPLAYに近づけるかです。余白の場合はこの手順でいいんですが余黒の場合は、手順がひとつ増えます。
余黒はJPEGにしてPSに渡し、背景をべたぬりで黒にしその上にレイヤー1として写真をはりつけてフチの黒をだします。あとのプリントは同じです。
すみません。書きながら脱線しそうで次回はプリンター ドライバーでの設定です。
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