それでは、プリンターに行こうかと思ったのですが、
行く前になんでかなと疑問に思ったことが必ず
あると思います。・・・僕は、思いました。
写真のふちです。フチなしだったり、黒だったり、いっぱい
とってたりで、いろいろありますよね。いろんな先生に
なんで?と聞いても自分の気持ちのいいようにやれば~~
とあっさりと流されてしまう時が多いですよね。
ここからは、僕の持論です。正解があったら誰か教えてください。
色彩学を勉強してから「あーーなるほど」と開眼した次第です。
色の対比と同化って知ってます?このフチは明度対比のほうが関係
あります。黒い枠の中に灰色があって、もうひとつは白の枠のなかに
灰色があった場合どういうふうに見えます?
黒のほうが灰色が明るく見えます。このように色は周りの色に影響されやすい
のです。下 クリックしてください。
ということは、まわりに白をおけば純粋に写真だけの効果になりっます。
パネル、額のマットがそれです。これは対比、同化を防ぐ役割もします。
逆に写真を明るく引き立てたかったら黒のフチでしめれば浮き出てきます。
でも色によりますが。
このようにフチによって写真の見え方が左右されます。これを理論的に説明
できるようになったのは色彩学を勉強してからです。
こんどはフチの大きさをどれだけにするかですが、余白の美しさがからんできます。
余白をみせる・・・写真集なんかはこのテクニックです。
タイポグラフィーといいまして文字組みの理論で余白をどのようにみせるか。
これは今年履修してまして頑張ります。
まずは自分のなかでこの写真は黒でフチとるか白でとるか、大きさはと
考えて行きます。なるべく机の色とか他の色が影響されないようにします。
僕は大体、白で写真を170,260cm(A4)で作っています。
今までのは僕の持論ですから。次回はプリンターにいけるかな?
私はずーとノーマル余白で印刷してましたが、Y先生に言われダイレクトプリント風の余黒にしました。やっぱり引き締まって見えます。でも写真集なんかではページにより切り替えてるの多いですよね。
ただインクジェットで余黒にするとめちゃくちゃ黒インクの消費が早い。あたりまえでフォトブラックががんがんなくなります。単一の黒だからマットブラックでいいじゃんと思いますが、写真画質だとフォトブラックになるみたいですね。確か値段は同じだからどちらでもいいんですけど(笑)。
投稿情報: みぞん | 2008年4 月27日 (日) 08:11
写真のフチって全部白だと思ってました。
写真屋さんで現像→プリントしてもらうと、白ばかりだったので…
黒もあるんですね。
幅も何処も同じだと思ってました☆
あと最近はフチなしが多いですよね。
画面が大きく見えて良いなと思っていましたが、そう言えば何となく締まりがないような気もします。
(見当ハズレなこと言ってたら御免なさい;;)
投稿情報: えだまめ | 2008年4 月27日 (日) 11:07
プリントはフチの処理も重要ですね~
確かにグループ展の時に余黒の方の作品をみて同じ物でもコンタクトシートやフチなしで見たものと違いすごく引き締まって見えたのを覚えてます
どうも手を抜いてしまいます
投稿情報: miko | 2008年4 月27日 (日) 11:47
なるほどぉ~。
写真展や絵画展の中には大小さまざまな大きさや形、いろんな配置で作品を展示しているものがありますよね。色の対比や同化を利用して効果的に見せているのかもしれません。そういうことを勉強するとプレゼンテーションの仕方も変わってきますね~。王子様がいつもアルバムで見せているのは、このためだったのですね♪
そうそう、エプサイトで三好和義さんの写真展を見に行ってきました。そこにはイタリアで購入されたアンティークの額縁で展示しているコーナーがありました。写真と額縁のバランスや室内の照明などが絶妙で、すごく勉強になりました。
投稿情報: あっつん | 2008年4 月27日 (日) 12:32
みぞんさん
プリントで余黒にすると確かにインクが圧倒的なくりますよね。
僕はPX-5500ですがいつもストックを2個づつ用意してます。スペアが1個になったらすぐネットで注文します。
なんせ郊外の量販店では売っていないもんで。
投稿情報: 王子 | 2008年4 月27日 (日) 17:11
えだまめさん
タイポグラフィーと同じですよ。全体でみるんです。
フチナシは淡色の上において見るといいと思います。確かに限られたサイズで大きく見えるのがメリットでしょう。
出来るならば2L以上の大きさが訴える力ありますよ。
投稿情報: 王子 | 2008年4 月27日 (日) 17:16
Mikoさん
フチの処理はとても大切ですよ。
テーブルにだすものはすべて自分の責任ですから。
余黒がすべて良いって事はないと思います。明度の対比、明るくだしたいときは効果あると思います。
ケース バイ ケースですね。
トライしてみましょう。
投稿情報: 王子 | 2008年4 月27日 (日) 17:22
あっつん
こういう理由で色の影響を緩和したり利用したりするわけです。
今後は余白、余黒の広さをもっと研究する必要があると思ってます。
写真の展示はまだわからないのですがルーニーで今度写真展やりますので勉強してきます。
投稿情報: 王子 | 2008年4 月27日 (日) 17:27
色の知覚的効果、おもしろいですね~。
これを全部覚えて写真に生かすのは難しそうですが・・・。
黒いフチも写真の内容によって使いわけるということですねφ(..)メモメモ
CaptureNXだと黒フチ出来ないから、Photoshopに渡さないといけないのか・・・。
投稿情報: きむきむ | 2008年4 月27日 (日) 18:10
きむきむ
そうそう! ほとんどの現像ソフとは印刷機能がプアだからPSに渡さないとだめですね。
次回はアプリケーションとプリントの話題に進もうかと。来週連休だから仕事も暇そうだし・・・xxでやろうかな(笑い)
投稿情報: 王子 | 2008年4 月27日 (日) 18:30
王子様 またまたここを印刷しておきました♪
背景の色と写真の関係など興味深い
講義 ありがとうございます。
なかなか すぐには実行できないけど
将来は 背景の色も変えて色々と
プリントしてみたいですね。
ブログの背景も変えると面白かったです
投稿情報: ピンパン | 2008年4 月28日 (月) 01:37
ピンパンさん
次回からはPCによるプリントです。
なるべくわかりやすいように書くつもりですが、
難しかったら言って下さいね。
投稿情報: 王子 | 2008年4 月28日 (月) 07:12